RICOHが「GR IVx」の開発発表をしました。
GR IIIxの後継というより、2025年9月発売の「GR IV」(28mm相当)をベースにした40mm版という位置づけのモデルです。焦点距離は現行のGR IIIxと同じ35mm判換算で約40mm相当のままです。センサーや手ぶれ補正、記録メディアまわりが刷新されています。まぁGR IIIxの後継って言っていいでしょ感はある。
ちなみに現時点ではまだ「開発発表」の段階です。発売時期は2026年冬以降予定、価格は未定となっています。
GR IVxとGR IIIxの仕様を比較
とりあえず公式に出ている情報の範囲で、現行のGR IIIxと並べてみました。
| 項目 | GR IVx | GR IIIx |
|---|---|---|
| レンズ構成 | 6群8枚(非球面レンズ3枚) | 5群7枚(非球面レンズ2枚) |
| 焦点距離(35mm換算) | 約40mm | 約40mm |
| F値 | F2.8~F16 | F2.8~F16 |
| 撮像素子サイズ | 23.3mm×15.5mm | 23.5mm×15.6mm |
| 有効画素数 | 約2574万画素 | 約2424万画素 |
| ISO感度 | ISO100~204800 | ISO100~102400 |
| シャッタースピード | 1/4000~30秒(電子シャッターで1/16000秒まで対応) | 1/4000~30秒 |
| 手ぶれ補正 | 撮像素子シフト方式(5軸補正) | 撮像素子シフト方式(3軸補正) |
| 最短撮影距離 | 標準:約0.2m、マクロ:約0.12~0.24m | 標準:約0.2m、マクロ:約0.12~0.24m |
| 対応アスペクト比 | 3:2、4:3、5:4、1:1、21:9、16:9(6種) | 3:2、1:1(2種) |
| 動画 | 4K(30p/24p)、Full HD | Full HD |
| 記録媒体 | 内蔵メモリー約53GB、microSD | 内蔵メモリー約2GB、SD |
| Wi-Fi | 2.4GHz(11b/g/n/ax)/5.2GHz(11a/n/ac/ax) | 2.4GHz(11b/g/n) |
| バッテリー | DB-120、撮影約250枚/再生約240分 | DB-110、撮影約200枚/再生約180分 |
| 寸法 | 約109.4×61.1×33.4mm | 約109.4×61.9×35.2mm |
| 質量 | 約265g(バッテリー・カード込)/約231g(本体のみ) | 約262g(バッテリー・カード込)/約232g(本体のみ) |
| 発売時期 | 2026年冬以降(予定) | 発売中 |
| 価格 | 未定 | オープン価格 |
※GR IVxの仕様は開発発表時点のもので、正式発表までに変更される可能性があります。
主な変更点
ざっくり変更点を書くと
- レンズ構成が5群7枚(非球面2枚)→6群8枚(非球面3枚)に変更
- センサーがわずかに小型化しつつ画素数は約2424万→約2574万画素にアップ
- 手ぶれ補正が3軸→5軸に強化
- ISO感度の上限が102400→204800に拡大
- 内蔵メモリーが約2GB→約53GBに大幅増量、記録メディアがSDからmicroSDに変更
- 動画がFull HD止まりから4K対応に
- 対応アスペクト比が2種類(3:2、1:1)から6種類(3:2、4:3、5:4、1:1、21:9、16:9)に拡大
- Wi-Fiが2.4GHzのみから2.4GHz/5.2GHzのデュアルバンド・11ax対応に強化
- バッテリーが新型のDB-120になり、撮影可能枚数が約200枚→約250枚に
- 電子シャッターで1/16000秒までの高速シャッターに対応(NEW)
といった感じです。
GR IIIxは僕も今も使っていて、正直この発表はかなり気になっています。
GR IIIxが出たのはもうだいぶ前なので、そろそろかなとは思っていました。28mmより40mmの画角が好きなので余計に。ただ値上がりはほぼ確実なので、買うにしても、ぶっちゃけGR IIIxを売った差額でどれくらい手出しになるかで買うかどうかを決めそうです。そもそも最近GRって普通に買えない問題があるので、そこも含めて悩ましい。
スペック面だと、手ぶれ補正の強化とバッテリー枚数の向上はシンプルに嬉しいポイント。逆に豊富なアスペクト比や4K動画は進化ではあるものの、写真がメインなので自分にはそこまで刺さらないかなという感覚。microSDになるのもちょっと気になりますね、実際どうなんですか?
センサーは同じなのかなと思っていたんですが、公式スペックを見る限り23.5×15.6mm→23.3×15.5mmとわずかに変わっています。画素数も上がっているので新型センサーっぽいです。あと、レンズが変わったことで写りにどう影響するかは気になります。ただGRは旅先でパシャパシャ撮る用途がメインなので、そこまで気にする必要もないかもしれない。
なお、現行のGR IIIx / GR IIIx HDF / GR IIIx Urban Editionは調達部品の終了に伴い、2026年10月中(国内)の出荷分をもって製造完了となる見込みです。GR IVxへの乗り換えを考えている人は、在庫のタイミングも頭に入れておいたほうがよさそうです。
無限に金があって買うチャンスがあるなら欲しい。
