CIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY TRIO 67W SS」をレビューします。
20,000mAhの大容量に、USB-C単ポート最大67W出力、USB-C×2+USB-A×1の3ポート構成。SSシリーズということで半固体系電池を採用して安全性を強化した新モデルです。
メーカーから製品を提供していただきレビューしています。
目次
20000mAhをコンパクトに詰め込んだ本体

パッケージはこんな感じ。

同梱物はバッテリー本体とUSB-Cケーブル。あと取扱説明書。

こちらがSMARTCOBY TRIO 67W SS本体。マットな質感のブラックボディで、手に持ったときの手触りもいいですね。

裏面には仕様等が書かれています。

ポートはUSB-Cが2つとUSB-Aが1つ。その横にはデジタルディスプレイが搭載されていて、バッテリー残量が1%刻みで表示されます。

サイドには電源ボタンが配置されています。

本体サイズは約95×69×29.5mm。20000mAhの容量を考えるとかなりコンパクトで、手のひらにすっぽり収まります。

重量は実測で約355gでした。さすがに軽いとは言えないですが、20000mAh・67W出力のスペックを考えれば妥当なところかなと。
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS の仕様
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS の仕様の仕様は以下の通り。
| 容量 | 20,000mAh / セル容量 5,000mAh・15.48V・77.4Wh |
|---|---|
| サイズ | 約95 × 69 × 29.5mm |
| 重量 | 約355g |
| ポート | USB-C × 2、USB-A × 1 |
| 入力 | USB-C1/C2入力:5V⎓3A / 9V⎓3A / 12V⎓3A / 15V⎓3A / 20V⎓3.35A(Max 67W) |
| 出力 | USB-C1/C2出力:5V⎓3A / 9V⎓3A / 12V⎓3A / 15V⎓3A / 20V⎓3.35A(Max 67W)/ PPS 3.3-11V⎓6A(Max 66W)<br>USB-A出力:4.5V⎓5A / 5V⎓3A / 9V⎓2A / 12V⎓1.5A(Max 22.5W) |
| 同時出力 | USB-C1+C2:USB-C1 45W + USB-C2 20W(合計65W) USB-C1+A:45W + 22.5W(合計67.5W) USB-C2+A:合計15W<br>USB-C1+C2+A:45W + 15W(合計60W) |
| 電池 | 半固体系電池(Tier1メーカー製) |
| パススルー充電 | 対応 |
| 残量表示 | デジタル(1%刻み) |
| カラー | ブラック/ホワイト |
| 価格 | ¥10,980 |
77.4Whなので100Wh以下のラインに収まっていて、国内線・国際線どちらも機内持ち込みOKです。出張や旅行に持って行きたい人も安心ですね。
無印TRIO 67Wとの違いは「半固体系電池」
本製品の一番の特徴は、SSシリーズ共通の「半固体系電池(Semi-Solid Battery)」を採用していることです。
| 項目 | TRIO 67W SS(本製品) | TRIO 67W(無印) |
|---|---|---|
| 電池 | 半固体系電池 | リチウムイオン電池 |
| 重量 | 約355g | 約333g |
| サイズ | 約95×69×29.5mm | 約95×69×29.5mm |
| 最大出力 | 67W | 67W |
| 価格 | ¥10,980 | ¥8,980 |
スペックは無印とほぼ同じで、差額は2,000円。「半固体系」という名前だけ聞くと難しそうですが、ざっくり言うと電解液を減らして固体成分を増やした電池で、従来のリチウムイオン電池より発火リスクが低いのが特徴です。
スペックが一緒なら安いほうでいいのでは?とも思いますが、モバブって毎日カバンに放り込むものなので、安全性に2,000円プラスするのはアリかなと。
実際にデバイスを充電してみる

USB-C × 2 + USB-A × 1の3ポート構成なので、ノートPC・iPhone・ワイヤレスイヤホンを同時に充電できるのが便利です。ただし、3ポート同時だと合計出力は60Wに制限されるので、ノートPCにフル出力しながらスマホも急速充電、みたいな使い方はちょっと厳しいかなと。
現実的にはノートPCをメインで充電しつつ他はそれなりの速度で充電できれば~みたいな使い方になるのかなと。
まぁ高出力がほしければUSB-Cを2ポート使えばよかったりすすんでね。そのへんは臨機応変にって感じ。

1%刻みの残量表示は地味に便利。あと何%あるから今日はもう1回スマホ充電できるな~みたいな判断がすぐできるのはLEDインジケーターにはないところ。
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS のいいところとイマイチなところ
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS のいいところ
- 20,000mAhの大容量で2〜3泊の出張も安心
- USB-C単ポート最大67Wと高出力
- USB-C×2 + USB-A×1の3ポート構成で同時充電に対応
- 半固体系電池採用で安全性が高い
- 1%刻みのデジタル残量表示が見やすい
- パススルー充電対応
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS のイマイチなところ
- 実測355gとそれなりに重い(20,000mAhだしね?)
- 3ポート同時だと合計60Wに制限される
- 無印TRIO 67Wと比べて2,000円高い
スペック面は20000mAhクラスとしてはかなりバランスが良くて、特に67W単ポート出力と3ポート構成の組み合わせは実用性が高いです。
無印との2,000円差をどう見るかは人によるかなと思いますが、毎日カバンに入れて持ち歩くものだからこそ、安全性にプラスの投資をしておくのは悪くない選択かなと個人的には思います。
ノートPCを外に持ち出す人に刺さる1台
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SSは、20,000mAh・67W・3ポートというモバブとしての実用性をしっかり押さえつつ、半固体系電池で安全性を強化した1台です。
ノートPCやタブレットなどのUSB-C給電できるデバイスを外で使う人には、これ1台でiPhoneもAirPodsもまとめて面倒を見てくれるので、かなり頼りになる存在かなと。重さは355gとそれなりにありますが、20000mAh・67W・3ポートのスペックを考えれば納得できる範囲です。
軽さ最優先であれば10,000mAhぐらいのモバブがいいと思いますが、外でノートPCを充電したい人は容量も出力も大事なので、大容量・高出力のSMARTCOBY TRIO 67W SSはオススメです。
