Lian Liのコンパクトケース「Lian Li B4-mATX」をレビューします。
SFFケース好きにはおなじみ、A4-H2OやA3-mATXでもタッグを組んだDAN Casesとの共同開発モデル。容量約21.3Lの筐体にMicro-ATXマザボ、4スロット厚・358mmの大型GPU、最大360mmラジエーターまで積める拡張性が売りのケースです。
しかもトップファンを2基プリインストールして1.3万円台。横置きと縦置きの両対応で、縦にするとデスクの占有面積が約30%小さくなります。今回はRX 9070とSFX電源で実際に1台組んでみました。
目次
Lian Li B4-mATX の外観

こちらがLian Li B4-mATX。カラーはブラック、フロントパネルがメッシュのモデルです。
カラーはブラックとホワイトの2色展開で、フロントパネルをメッシュパネルとウッドパネルから選択できます。

両サイドとフロント、トップパネルはツールレスで外すことが可能。結構作業性高そうです。
また、サイドファンを搭載するためのブラケットもついています。

前面。全部メッシュになっててかなりスッキリ。

背面はこんな感じ。リアファン設置する床が見えますね。

上から。

パネルを外すとトップファンが2つ搭載されています。

I/Oポートは天面前部にあります。電源ボタン、USB-C×1、USB-A×2、オーディオジャック。

底部メッシュフィルターはスライド式です。ボトムにも3つファンを搭載可能。
付属品

付属品は同梱のプラスチック製のボックスに入っています。整理しやすいようしきりもついているのが親切です。










Lian Li B4-mATX の仕様
Lian Li B4-mATXの仕様は以下の通り。
| 製品名 | Lian Li B4-mATX |
|---|---|
| マザーボードのサポート | Micro-ATX / Mini-ITX |
| ドライブベイ | 前面:2.5インチSSD×1 底面:3.5インチHDD×1または2.5インチSSD×1 |
| I / Oポート | USB 3.0 Type A x 2 電源ボタン x 1 オーディオ x 1 USB 3.2 Type C x 1 |
| ラジエーターサポート | 側面(SFX電源搭載時):360mm / 280mm / 240mm 側面(ATX電源搭載時):240mm |
| GPUの長さのクリアランス | 358mm |
| CPUクーラーの高さクリアランス | 162mm(サイドファンブラケットなしの場合は168mm) |
| 電源サポート | 最大140mm |
| ファンサポート | 上部:120mm x 2(プリインストール済み) 側面(SFX電源搭載時)120mm x 3 / 140mm x 2 側面(ATX電源搭載時):120mm x 2 前面(SFX電源ユニット搭載時のみ):120mm薄型ファン×1 底部:120mm x 3 / 140mm x 2 背面:120mm x 1 |
| 付属ファン | 上部:120x120x15mm(×2) |
| 寸法(奥行×幅×高さ) | 420mm x 191mm x 288mm |
| 容量 | 21.3L |
容量約21.3LでMini-ITX・Micro-ATXのマザーボードに対応するコンパクトなケースです。
最大4スロット厚、長さ358mmまでのGPUに対応し、最大360mmラジエーターを搭載可能、120mmファンを最大9個搭載できるというかなり冷却性能も高めなケースになってます。
サイズとしてはギリギリSFFと呼べなくもないけどSFFにしてはデカいな?という感じですが、mATXまで対応だしデカいGPU積めるしそこはしょうがないかなって感じはします。
縦型レイアウトにも対応しているため、デスク上のスペースがあまりないというケースでも設置が可能なのもありがたいですね。
実際に組み込んでみる
実際にパーツを組み込んでみます。

パネルを全部外します。ブラケット以外はツールレスなんでメンテもラクそう。

先に電源ユニットをブラケットにつけておきます。今回はSFX電源にしました。

マザボを取り付けメモリやCPUクーラーを取り付け。

空冷CPUクーラーの場合、トップファンの前側を吸気にするといいよってマニュアルに書いてたのでそれもやっちゃいます。

電源ユニットを搭載。

グラボを入れるとスペースがなくなって配線が超大変なので、この段階である程度配線をまとめてしまいます。

グラボを搭載しました。

大型グラボ用にGPUステーがついました。助かる。

サイドパネル以外を戻すとこんな感じ。

真横から。全長が長いので電源とCPUクーラーの間に結構隙間ありますが、大きいグラボを搭載するにはしょうがない…

サイドパネルを閉じて完了!今回は付属のトップファンしかケースファンを使いませんでしたが、フロント・サイド・ボトム・リアに搭載する余裕があるので、もっと冷やしたくなったら追加しようかなと思います。

縦置くとこんな感じ。フットプリントは小さくなったけど高さが出るので意外と圧迫感があったりします。
パーツ構成
今回組んだパーツ構成はこんな感じ。
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
|---|---|
| マザボ | MSI B650I EDGE WIFI |
| メモリ | Crucial DDR5 6400 16GB×2 |
| GPU | PowerColor Red Devil Radeon RX 9070 |
| SSD | Western Digital WD Black SN7100 1TB |
| クーラー | Noctua NH-D12L chromax.black |
| 電源 | Corsair SF850 Platinum |
| ケース | Lian Li B4-mATX |
前回オープンフレームで組んだ時と全く同じです。ケースだけ変えて新鮮な気持ちになりたかったというか。
Lian Li B4-mATX のいいところ・イマイチなところ
Lian Li B4-mATX のいいところ
- 横置き・縦置きを選べる
- 冷却性能が高い
- デカいGPUを搭載できる
- GPUステーをプリインストールしている
- モジュール設計で組みやすい
- 価格が安い(メッシュモデルが約1.3万円)
Lian Li B4-mATX のイマイチなところ
- ケースの一部に歪みがあった(個体差だとは思う)
- マザーボード・電源ユニットなどの組み合わせで搭載できるファンなどの数が変わるのがちょっとわかりにくい
正直イマイチだな~と思うところはあんまりなかったんですが、僕の個体はマザボのバックパネルが当たる部分が歪んでいました…

これによってマザボの搭載にちょっと苦労したので品質の面でちょっと残念でした。
あと、これは小さいケースの宿命ではあるんですが、どのサイズのマザボ・電源ユニットを使うかによってファン搭載の数が結構変わります。買ったけど搭載できなかったなんてことにもなるのでちゃんと確認したほうがいいですね。
拡張性の高いコンパクトなPCケース

Lian Li B4-mATXは、容量約21.3Lの筐体にMicor-ATX・Mini-ITXマザボが搭載でき、電源もATX・SFXと選択可能です。
さらに4スロ厚、358mmの大型グラボや最大360mmラジエーターのAIOも搭載可能という拡張性の高さが魅力。
高い拡張性だけでなく、横置き・縦置きのレイアウトに対応することで省スペース性との両立もしています。
それでいてメッシュモデルは約1.3万と比較的お手頃で買えるので、コンパクトなケースが好きな人にはかなりオススメです。
ちなみに、縦置き用オプションの「Vertical AeroDeck」も買ってるので、今度はそっちも装着してみようと思います。
