Nikonがフルサイズミラーレスカメラの「Z7」と「Z6」を発表しました。
フルサイズのミラーレスカメラはSONYとLeicaから出ていますが、見た目とか明らかにSONYを意識している感じなので、スペックと外観を比較してみました。
高画素なZ7は同じく高画素なα7R IIIと、オールラウンダーなZ6はα7 IIIとの比較です。
Nikon Z7とSONY α7R IIIのスペックを比較
| Nikon Z7 | SONY α7R III | |
|---|---|---|
| レンズマウント | ニコン Z マウント | ソニーEマウント |
| 有効画素数 | 4575万画素 | 4240万画素 |
| 撮像素子 | 35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)CMOSセンサー | 35mmフルサイズ(35.9×24.0mm)、ExmorR CMOSセンサー |
| ボディ内手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| 記録媒体 | シングルスロット XQDカード |
デュアルスロット メモリースティック PRO デュオ/PRO-HG デュオ/マイクロ(M2) SDメモリーカード SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I /II対応) microSD/SDHC/SDXC メモリーカード |
| ファインダー | 0.5型 Quad-VGA OLED 約369万ドット 明るさ調整可能(オート、マニュアル11段階) カラーカスタマイズ可能 |
0.5型 Quad-VGA OLED 約369万ドット 明るさ調整機能(オート、マニュアル5段階) 色温度調整機能5段階 |
| ファインダー視野率 | 100% | 100% | ファインダー倍率 | 0.8倍 | 0.78倍 |
| ISO感度 | ISO64~25600 ISO 32相当の減感 ISO 102400相当の増感 感度自動制御 |
ISO100~32000 ISO 50相当の減感 ISO 102400相当の増感 感度自動制御 |
| 連写 | 最高約9コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 |
| AF方式 | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) AF補助光付 |
ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式) AF補助光 |
| フォーカスポイント | 493点 | 399点(位相差検出方式) 425点(コントラスト検出方式) |
| 顔認証 | ○ | ○ |
| 瞳AF | - | ○ |
| 動画記録画素数/フレームレート | ・3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p ・1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p ・1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍) |
・3840×2160(4K UHD):30p/24p ・1920×1080:120p/60p/30p/24p ・1920×1080スロー:60p/30p/24p |
| モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) 約210万ドット 視野角170° 視野率約100% 明るさ調整可能(マニュアル11段階) カラーカスタマイズ可能 |
チルト式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル) 約144万ドット 視野角170° 視野率約100% 明るさ調整可能(マニュア5段階) |
| インターフェース | USB Type-C HDMI端子(Type-C) 3.5mmステレオミニジャック、プラグインパワーマイク対応 |
マルチ/マイクロUSB端子 HDMIマイクロ端子(タイプD) 3.5 mmステレオミニジャック |
| 撮影可能コマ数 | ファインダーのみ使用時:約330コマ 画像モニターのみ使用時:約400コマ |
ファインダー使用時:約530枚 液晶モニター使用時:約650枚 |
| 動画撮影可能時間 | 約85分 | ファインダー使用時:約100分 液晶モニター使用時:約115分 |
| 本体充電 | ○ | ○ |
| USB給電 | - | ○ |
| 寸法(W×H×D) | 約134×100.5×67.5mm | 約126.9×95.6×62.7mm |
| 質量 | 約675g(含バッテリー+メモリーカード、除ボディーキャップ) 約585g(本体のみ) |
約657g(含バッテリー+メモリースティックPROデュオ) 約572g(本体のみ) |
| その他 | Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n/a/ac) Bluetooth 4.2 |
Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n) NFC |
| 価格 | 393,660円(マップカメラ) | 314,739円(Amazon) |
こうやって比べると、α7R IIIでよくね?ってなりますねw
α7R IIIの方が
- デュアルスロット(しかもいろんなメディアが使える)
- 常用ISO感度の上限が大きい
- 連写性能が上
- 動画性能が上
- バッテリー寿命が長い
- 価格が安い
という点で優位です。
あくまでも仕様上での話ですが、約10万円の差を埋める何かがないとあえてZ7を選ぶ理由がないという人がほとんどかなと思いますね...
Nikon Z7とSONY α7R IIIの外観を比較


正面。どちらもグリップ上部に前ダイヤルがあります。
Z7はマウント横にファンクションボタンが2つありますね。


背面。Z7は左上に再生ボタンと消去ボタンがありますが、これはD850と同じ配置ですね。
右側のボタン類はZ7とα7R IIIで結構違います。


Z7は上部にも液晶があります。α7R IIIは同じところにモード切替ダイヤル。
α7R IIIは左側になにもありませんが、Z7はモード切替ダイヤルがあります。
右側のダイヤル、α7R IIIは露出補正ダイヤルですが、Z7いわゆるコマンドダイヤルで、いろいろな機能を割り当てられます。
レフ機と同じと捉えると、通常はシャッタースピードを変更するダイヤルで、シャッターボタンのそばにあるISO、露出補正ボタンを押しながら操作する、という感じになるのかなと。


インターフェース。


チルト機構。どちらも引っかかりが少なそうに見えるけどどうなんですかね。
操作系については慣れ、好みの問題だと思いますがZ7はNikonのカメラを使っていればダイヤル周りの操作はすんなり慣れそうな感じがしますね。
レフ機の場合はモニタの左にボタンが並んでいて、それが右側に集中しているので、そこだけはちょっと慣れが必要かもしれませんが。
Nikon Z6とSONY α7 IIIのスペックを比較
| Nikon Z6 | SONY α7 III | |
|---|---|---|
| レンズマウント | ニコン Z マウント | ソニーEマウント |
| 有効画素数 | 2450万画素 | 約2420万画素 |
| 撮像素子 | 35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)CMOSセンサー | 35mmフルサイズ(35.9×24.0mm)、ExmorR CMOSセンサー |
| ボディ内手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| 記録媒体 | シングルスロット XQDカード |
デュアルスロット メモリースティック PRO デュオ/PRO-HG デュオ/マイクロ(M2) SDメモリーカード SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I /II対応) microSD/SDHC/SDXC メモリーカード |
| ファインダー | 0.5型 Quad-VGA OLED 約369万ドット 明るさ調整可能(オート、マニュアル11段階) カラーカスタマイズ可能 |
0.5型 XGA OLED 約236万ドット 明るさ調整機能(オート、マニュアル5段階) 色温度調整機能5段階 |
| ファインダー視野率 | 100% | 100% | ファインダー倍率 | 0.8倍 | 0.78倍 |
| ISO感度 | ISO100~51200(1/3、1/2ステップ) ISO50相当の減感 ISO204800相当の増感 感度自動制御 |
ISO100~51200 ISO50相当の減感 ISO204800相当の増感 感度自動制御 |
| 連写 | 最大約12コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 |
| AF方式 | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) AF補助光付 |
ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式) AF補助光 |
| フォーカスポイント | 273点 | 693点(位相差検出方式) 425点(コントラスト検出方式) |
| 動画記録画素数/フレームレート | ・3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p ・1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p ・1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍) |
・3840×2160(4K UHD):30p/24p ・1920×1080:120p/60p/30p/24p ・1920×1080スロー:60p/30p/24p |
| モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) 約210万ドット 視野角170° 視野率約100% 明るさ調整可能(マニュアル11段階) カラーカスタマイズ可能 |
チルト式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル) 約92万ドット 視野角170° 視野率約100% 明るさ調整可能(マニュア5段階) |
| インターフェース | USB Type-C HDMI端子(Type-C) 3.5mmステレオミニジャック、プラグインパワーマイク対応 |
マルチ/マイクロUSB端子 HDMIマイクロ端子(タイプD) 3.5 mmステレオミニジャック |
| 撮影可能コマ数 | ファインダーのみ使用時:約310コマ 画像モニターのみ使用時:約380コマ |
ファインダー使用時:約610枚 液晶モニター使用時:約710枚 |
| 動画撮影可能時間 | 約85分 | ファインダー使用時:約115分 液晶モニター使用時:約125分 |
| 本体充電 | ○ | ○ |
| USB給電 | - | ○ |
| 寸法(W×H×D) | 約134×100.5×67.5mm | 約126.9×95.6×62.7mm |
| 質量 | 約675g(含バッテリー+メモリーカード、除ボディーキャップ) 約585g(本体のみ) |
約650g(含バッテリー+メモリースティックPROデュオ) 約565g(本体のみ) |
| その他 | Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n/a/ac) Bluetooth 4.2 |
Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n) NFC |
| 価格 | 245,430円(マップカメラ) | 223,443万円(Amazon) |
Z7、α7R IIIの比較と比べるとまだ善戦している気はします。
ファインダーや液晶モニターが綺麗なのは普通によいですね。EVFがいまいちだと撮影してて楽しくないですし。
とはいえ、
- デュアルスロット
- AFポイント
- 動画性能
- バッテリー寿命
という点ではα7 IIIが上。
というか、Z7もZ6も電池寿命短すぎませんかね?400枚以下って、バッテリー1つじゃ絶対足りないですよねこれ...
モバイルバッテリーからの充電も可能ですが、給電(充電しながらの使用)はできないですし。もちろんバッテリーは複数持つと思いますが、それにしても、ねえ。
Nikon Z6とSONY α7 IIIの外観を比較
操作系はZ7とZ6、α7R IIIとα7 IIIで変わらないので画像だけ載せますね。










Nikon Z7 / Z6とSONY α7R III / α7 III、結局どっち?
Nikon Z7 / Z6、ティーザー公開から1ヶ月くらい焦らされての発表でしたが、スペックだけ見るとSONY α7R III / α7 IIIでよくね?ってなってしまいますね...
まぁ、スペックだけが全てじゃないですよ。
FTZでFマウントレンズが使えるので、既存のニコンユーザーはレンズ資産を活かすことができますし、レンズ以外のアクセサリーも使い回すことができます。
大口径マウントによるF0.95の実現なんかも結構アツいですしね。
実際の写りを見てみないことには分からないというのは承知の上なんですけど、やっぱりスペックや価格は気にしてしまいます。
なんで、今はカメラ持ってなくて、フルサイズのミラーレスカメラが欲しい!という人にはSONY勧めてしまうんだろうなぁ...
Z7とZ6を比較した記事はこちら
